今日は旧石器時代について取り上げます。

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 常に歴史の勉強をするときは全体の歴史の流れの中でその時代がどこに位置付けられているかを気にしながら学習しなければなりません。その点が期末試験の勉強とは大きく異なるところです。時代の名前を順番に言えるだけで点になる問題もありますから。


 さて、それでは一問一答を解いていきましょう。


<問題>
  1. 氷河時代において、日本列島に地続きであった大陸から大型動物がわたってきた。代表的な大型動物の種類を3つ答えなさい。
  2. ナウマン象の牙やオオツノジカの角が石器や骨角器、木器などともに発見された長野県にある湖の名前を答えなさい。
  3. 大型動物をしとめるために武器の先に付けるなどして使われた、石を打ち砕いて作られた石器のことを何というか。
  4. 前問の石器が使われた時代のことを、一般的に何というか。
  5. 日本において旧石器時代があったことが明らかになった群馬県にある遺跡の名前を答えなさい。
  6. 群馬県にある旧石器時代の遺跡を発見した考古学研究家の名前を答えなさい。
  7. 氷河時代が終わると陸続きだった大陸と日本列島はどのように変化したか。また、そのことを漢字四字で何というか。
  8. 氷河時代が終わると、日本列島に存在していた樹木の特徴としてどのような変化が見られたか。
  9. 氷河時代が終わると、日本列島に存在していた動物の特徴としてどのような変化が見られたか。
  10. 前問の変化後の動物名を具体的にあげてみなさい。



<解答>
  1. マンモス、ナウマン象、オオツノジカ など
  2. 野尻湖
  3. 打製石器
  4. 旧石器時代
  5. 岩宿遺跡
  6. 相澤忠洋
  7. 海水面が上昇して大陸と日本列島は分離した。これを「縄文海進」という。
  8. 針葉樹から広葉樹へ変わった。
  9. 大型動物から中・小型動物へ変わった。
  10. シカ、イノシシ、ウサギなど



<解説>
 旧石器時代は寒い時代で、いわゆる氷河期でした。今よりも海面が下がっていて、大陸と日本列島は陸続きでした。マンモスやナウマン象などの大型動物が大陸からいっぱいやってきました。寒いところでも育つ針葉樹林が日本列島の中には主となりました。

 しかし、地球が温暖化すると、海水面が上昇して大陸と日本列島は分離します。試験にでは出ないと思いますが、これが縄文海進です。そして、大陸から大きな動物が来なくなり、代わって中小動物が日本列島では多くなってきます。これが縄文時代の始まりです。

 歴史の大きな流れを見ながら旧石器時代の特徴をまとめてみました。

 次回は縄文文化についてくわしく見ていきます。これで縄文時代のことが分かってきます。焦らず一歩一歩頑張っていきましょう。