今日は参政権(さんせいけん)について取り扱いたいと思います。

 それでは、いつものように問題を考えてもらって解説を読んで理解を深めてもらいます。


<問題>
  1. ものごとをみんなで話し合って決めようという考え方のことを何というか。
  2. 国民の代表者(議員)を選挙で選び、代表者が集まってものごとを決める政治体制のことを何というか。
  3. 2.とは反対の政治体制のことを何というか。
  4. 日本の政治体制は、2.の政治体制か3.の政治体制か、どちらを採用していますか。







 
<解説>
 ものごとをみんなで話し合って決めようという考え方のことを民主主義(みんしゅしゅぎ)といいます。 


 民主主義という考え方を実現するための政治体制としては、大きく2つの考え方があります。1つが間接民主制(かんせつみんしゅせい)で、もう1つは直接民主制(ちょくせつみんしゅせい)と言います。


 言葉で説明する前に、まずは絵でイメージをつかみましょう。

間接民主制と直接民主制

 まずは左側の間接民主制(かんせつみんしゅせい)から説明しましょう。これは、国民の代表者(議員)を選挙で選び、代表者が集まってものごとを決める政治体制のことを言います。一般の人から演説をしている人のところに矢印があって、演説をしている人同士が話し合ってものごとを決めるというイメージです。演説をしている人が知識の急所です。 

 一方の直接民主制(ちょくせつみんしゅせい)の絵には、演説をしている人がいません。つまり、国民が直接ものごとを決める政治体制が直接民主制です。 


 それでは、日本の政治は、間接民主制か直接民主制か、どちらを採用しているのでしょうか。 



 その根拠となる代表的な文を紹介します。
憲法前文
 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、

 憲法前文の第1段落の冒頭の文です。「代表者を通じて」の部分が急所です。この部分から、日本は間接民主制を採用していることが分かりますね。

間接民主制と直接民主制
 
 演説をしている人が国会議員というわけですね。

 日本では、間接民主制が原則とされています。憲法改正の国民投票や地方自治の場面などの一部では直接民主制が採用されていますが、 原則は間接民主制です。



<答え>
  1. 民主主義
  2. 間接民主制
  3. 直接民主制
  4. 間接民主制