中学生のための社会科講座

高校入試対策や中学校の定期試験対策をしながら、社会で起こる様々な問題をいっしょに考えましょう。また、もう一度学びなおしたい高校生、大学生または社会人の方にも楽しんでいただける内容です。


カテゴリ: 試験勉強とは?★

 問題を解く時のメカニズムを、下の図を見ながら、分析的に探ってみましょう。

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 「問題が解ける」ということは、上の図の3段階がうまく機能した状態を指します。逆に言えば、「問題が解けない」ということは、3段階のうちのどこかがうまくいっていないから解けないということを意味します。

 問題演習をしていて、○×を付けて赤字で解答を書き写してオシマイにしている人をかなり多くみかけますが、このような勉強では「できるところ」と「できないところ」を区別する作業をしているだけにすぎません。ですから、そのような問題演習をする人はあまり効果的な試験勉強ができているとは言えません。試験勉強で大切なのは、「できないところ」を「できるようにすること」です。「できないところ」がどのようにできないのかを細かく分析し、分析に応じて復習をしてはじめて問題演習をした意味があるのです。

 次回は、問題演習を終えたとき、どのような手法を使って自己分析をすればよいのかを例を挙げて説明することにしましょう。

 問題演習を終えたとき、どのような手法を使って自己分析をすればよいのかを例を挙げて説明することにしましょう。

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 答え合わせをしてみて「このような知識は知らなかったなぁ」と思った人は、教科書や参考書に戻って(索引や目次を使いましょう)その部分を読み返してみましょう。そして、マーカーなどでチェックを入れます。教科書や参考書を読んでも分からないところは先生に聞いて対応します。その後は何度も反復して知識を体に染み込ませていきます。前にもお話したとおり、一度やったぐらいで知識は身に付きません。苦手なトコロほど、何度もアタックしてみましょう。

 なお、社会科の問題は満点を取らせないように問題を作っていることもあるため、知らない知識を全て追うことは止めてください。前にも言った通り、試験には日時があり期限があります。期限内に準備をして最大のパフォーマンスをするのが試験ですから、あまり細かすぎる知識までは覚える必要はありません。細かい知識(覚えるべき知識がどうか)かどうかは学校の教科書に載っているかどうか、このサイトに載っているかどうかまたは学校や塾の先生に聞いて判断するようにし、学校の教科書にない知識は出題されないものとみなして、必要以上に知識を追わないようにしてください。くれぐれも、受験生の皆さんの勝手な判断で出ないと決めると手痛い失敗を食うことがあります(そういう生徒を多く見ています)ので、教科書か本書という客観的なもので判断するようにしてください。

 次回は続きをやります。

 問題演習を終えたとき、どのような手法を使って自己分析をすればよいのかについて、続きを見てみましょう。今日は知識は知っていたけれども間違えた場合について考えてみます。

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 このような場合、知識が正確に記憶できていない点に問題があると考えられます。勘違いがあったトコロを教科書や参考書に戻り、自分はどのような知識と混同したのかを書き込んでおきます。そうすると、教科書や参考書がミスノートになります。そして、知識が正確に記憶できていないのは、「正確な知識」になっていないからです。正確な知識にするためには、何度も何度も繰り返して教科書や参考書を見たり同じ問題を解き直したりするほかありません。このようにして正確な知識を記憶するようにしてください。

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